こんばんは(^.^)v
今日は何の日?
水路記念日
海上保安庁が1947(昭和32)年に制定。
1871(明治4)年7月28日(新暦9月12日)、兵部省海軍部水路局(海上保安庁水路局の前身)が設置された。
戦前は5月27日の「海軍記念日」に含まれていた。
宇宙の日
科学技術庁(現在の文部科学省)と文部省宇宙科学研究所が1992(平成4)年に制定。日附は一般公募で決められた。
1992(平成4)年、毛利衛さんがアメリカのスペースシャトル・エンデバーで宇宙へ飛びたった日。
マラソンの日
紀元前450年、ペルシャの大軍がアテネを襲いマラトンに上陸したのをアテネの名将ミルティアデスの奇策でこれを撃退し、
フェイディピデスという兵士が伝令となってアテネの城門まで走りついてアテネの勝利を告げたまま絶命したと言われる日。
1896(明治30)年アテネで第1回オリンピックが開かれるに当り、この故事を偲んでマラトンからアテネ競技場までの競走が加えられ、初めてのマラソン競走が行われた。
初めてのマラソン競走が行われた。
とっとり県民の日
鳥取県が1998(平成10)年に制定。
1881(明治14)年鳥取県が再び設置され、現在の鳥取県が誕生した。
雨の特異日
雨の確率が高い日。
労働省発足記念日
1947(昭和22)年、労働省が発足した。
2001(平成13)年に厚生省と合併し厚生労働省となった。
労働省は、労働者の福祉と職業の確保を図り、経済の興隆と国民生活の安定に寄与することを目的として設置されていた。
保己一忌
国文学者・塙保己一の1821(文政4)年の忌日。
今日はリスクアセスメントについて簡単に説明します。
リスクアセスメントとは、労働災害や事故が起こる可能性と災害や事故が発生した場合のケガの大きさが、
どの作業にいつ、潜んでいるかの調査(洗い出し・見積り・評価)し、適切なリスク低減対策を実施することです。
職場のリスクアセスメント
労働安全衛生について国際標準(0SHMS)が発展し、職場におけるリスクアセスメントが安全性確保のために義務付けられています。
リスクアセスメントは災害防止対策のための予防的手段であり、従来の災害後の事後対策と異なります。
KYTやヒヤリハットも予防的手段ですが、リスクアセスメントはリスクを網羅的に抽出し、優先度を付けて対策を実施することで、安全管理の質の向上を図ることを目的としています。
リスクとは
リスクとはハザードと暴露との論理積である。ハザードはそのものの持つ危険源のことを言い。暴露とはハザードと接触する可能性を言います。
論理積とは、ハザードがあり、かつ暴露があるときはリスクがあるが、ハザードと暴露のどちらかが無いときはリスクは存在しないことを言います。
リスクアセスメントの手順
リスクアセスメントには設備のメーカーが実施するリスクアセスメントと、使用者側が実施するリスクアセスメントがあるが、
使用者側が実施するリスクアセスメントの一般的な手順は次に示す。個々の項目について概略を説明します。
1.作業工程の調査
2.危険源のリストアップ
3.リスクのレベルの算定
4.リスクの評価
5.対策案の検討と対策後のリスクの想定
6.対策の実施と対策後のリスクアセスメント
作業工程の調査
リスクアセスメントの対象とする作業工程を決め、その作業について日常作業、非定常作業、異常時の作業ごとに実体を詳細に調査分析する。
安全面のリスクアセスメントと健康衛生面のリスクアセスメントを別々に実施するほうが判り易い。また、善意の行動などの作業者の本音を導き出すことが重要です。
キーポイントは作業者と評価者の信頼関係です。
危険源のリストアップ
リスクアセスメントの最大のポイントです。ISO/14121(機械類の安全性ーリスクアセスメントの原則)では次の観点から特定することを標準化しています。
これらを参考にして事業所特有のチェックリストを作られることを推奨します。
1.機械的危険源 衝突・せん断・切断など
2.電気的危険源
3.熱的危険源
4.騒音による危険源
5.振動による危険源
6.放射線による危険源
7.機械で処理、使用又は排出する材料及び物質による危険 有害物質・火災など
8.機械設計における人間工学原則の見落としによる危険
9.組み合わせ危険
10.電源の喪失、機械部品の破損、その他の機能故障に起因する危険
11.安全関連対策/手段の(一時的)不在及び/又は設置ミスに起因する危険
リスクレベルの算定
算定方法にはいくつかの方法がありますが、その方法を選択することは前者に比較したらそれほど重要ではありません。
なるべく簡素な方法で事業所の作業に合う方法を選んだらよいでしょう。なお、被害の可能性、大きさ、暴露の頻度は前もって定義しておくことが必要です。
リスクの評価
個々のリスクレベルに対して許容リスクレベルかどうかを評価する。許容リスクレベルは社会環境や、企業の安全文化によって異なるものです。その企業が置かれている社会環境や社内風土で受け入れられるかどうかという意味です。そのような意味で、企業の経営理念として許容レベルの明確な設定が必要になります。 リスクレベルが許容リスクレベル以下であれば、そのリスクは残留リスクとして受入れ、リスクアセスメントは終了する。許容リスクレベル以上であれば対策案の検討へ進む。対策案の検討と対策後のリスクの想定 対策には次に述べる優先順で実施する。まず、安全確認型システムの導入で、許容リスクレベル以下までリスクレベルを低下すべく検討する。安全確認型システムが最適であるが、技術的にも経済的にも不可能な場合に、安全確認型以外の安全装置を設置した場合は、定期的な機能チェックが必要になります。
安全装置の設置が不可能な場合は3及び4を実施してください。
1.安全確認型システムの導入
2.安全確認型以外の安全装置の導入
3.警告レベルの貼付
4.作業標準書とトレーニング
対策の実施と対策後のリスクアセスメント
対策を実施後に、再度リスクアセスメントを実施してください。その対策が許容レベル以下であるかを検証してください。
以上です。(インターネットで調べました。)
皆さんの会社でも実施してみてください。
投稿日:2009/9/12