早いもので新社長に経営を譲り1年目の歳月が経ちました。新社長になり組織も役割も大部変わった会社を新顧問の立場で42期経営計画発表会に参加しました。私は動機不順で創業した会社を地域オンリーワンの会社に育てて頂いたお客様、従業員そして地域の皆様に素晴らしい会社として永遠に成長し続けてもらいたいと思い5年ぐらい前から事業継承の準備をしてきました。継承することは何の心配はありませんでしたが、ワンマン経営の中で働いてきた従業員が若い新社長の経営方針や考え方に素直に着いて行ってくれるかが気がかりでした。41期の決算報告し私は自ら無給の非常勤顧問となりました。新米組織が会社を動かし始めて1年を迎えた頃、名ばかりの役員で役割の業務が出来ていないように私には感じられました。思った通りで期末近くになると社内に露呈し始めました。これも勉強だと私は口には出さずにいましたが、私の人生の右腕であり現役バリバリの代表取締役会長(女房)が即役員を集めて厳しい訓示をして素直な役員達は何とか決算日までには修復を図り一安心しました。私は非常勤顧問として社員教育と組織運営の健全化、そして営業相談を引き受けて1年が経ちました。まだまだ創業者の経営の思いとトダックスフィロソフィーの学びが出来ていないことに反省し、もう会社に顔を出さなくても良いよと言われるまで頑張る覚悟です。「有難い事です」42期経営計画発表会は懇親会を含め順調に進行され、全従業員と素晴らしい時間を共有出来ました。因みに決算目標の結果は経常利益6,5%と売上9億6千万円で目標は達成出来ず、合格点に程遠い結果でした。でも私らしくないとも思いながら、新米社長や役員そして社員が1年間だれにも負けない努力をして頑張ったことを称え素直に褒めてあげました。その分来期は厳しく評価し成果配分をする様助言しました。