最近世界の経済は、大変革の時代に入ってきました。日本も最近までは成長とは言わなくもまあまあの時期を過ごしてきましたが、ここ1年ぐらいで一部の企業を除いて、最悪の状態に入り始めました。反省をしてみると私達は現状を安住することで、時代にあったビジネスモデルに、本質を変えなかったからでしょう。「一部の企業」が適合しているのは、時流を早く察知、ビジネスモデルを変化させたことでしょう。まさしく社内の事業領域やマネージメントシステムを変革し「不易流行」をおこなったからでしょう。常識人と思っている私達は「昨日もうまく行った。今日もうまく行っている。だから明日もこれでいいだろう。」と頑張ってきました。今回の様に目の前に巨大な変化が来るまで、それぞれが気づかず、早くから発せられている警告や忠告に疑いの目を向けず、出来るだけ長く今日と同じ生活を続けようとして来た結果ではないでしょうか。そして今回の様に景気が悪くなると世の中のせいにしたり、同情を貰ったりして一時しのぎで通してしまいます。でも今回の不況は今までと違い世界的構造不況です。バランスが崩れる時はほんの一瞬です。この時こそぶれない気力とぶれない考え方で生きて行かなくてはいけません。私達も一生懸命頑張りますが今一番必要なことは、官公庁や政治家の人達の時流にあった緊急経済対策です。政争や一人よがりや早合点、自分勝手に国や県、市政そして経済界まで瞑想さない様にお願いします。論語の中に「子曰く、学んで思わざれば罔し。思って学ばざれば殆うし。」と言う一説が有ります。この時期に片寄った情報だけでなく様々な価値観に出会い、深く学び、時流を察知し上手に乗り切ろうではありませんか。「ピンチはチャンス」
日付:2008-12-29
コメント一覧
コメントはありません。