私の町も、他の町と変わらず、駅前商店街はシャッターが下がっている所が年々多くなって来ています。どこの行政も他の市町村の成功事例を見てきて、街中に補助金を使い、浅い計画案で補助金を餌に実行していくのですが、10年もすると失敗が見えてきます。建築物の償却や返済はは35年もあることを解っているのでしょうか、地元の事が解っていない企画業者にプランを頼み見た目のよい建物を建つのはよいが、大阪府のようにならなければと考えます。私にとっては関係ないことですが、地元の一人として心配です。最近の郊外を見ると道路の工事や箱物修繕工事は、例年通り工事箇所は見受けられるが、将来の町の活性化のためのインフラ整備は、ほとんど投資していない状態で有る様に思われます。行政を預かっている人達にとっては、財政難の中精一杯の予算の中で、頑張っている事でしょうが、我々民間企業人から見たら、行政こそが先行投資ができる立場にこの時期おかれているのではないでしょうか、最近我が社も工場用地の買収などを手掛け始めて、解ってきた事なのですが、企業を誘致しても、工業地域に上水道や下水道のあるところは少なく、開発行為をしょうにも、取り付け道路が4Mしかなくて、拡幅は企業負担でお願いしますです。ましてや、拡幅したくても、地主も土地を手放さない状態です。こんな事は、財政の厳しい昨今どこの町にも言えることだと思いますが、もし私が行政マンのトップにいる立場であるなら、将来税収を上げれるような環境を作るために、インフラをまず整備していく努力を今おこなわないと、勝ち組みには残れないと思われます。2極かと言われる勝ち負けは、50%対50%ではなく、私の想像する2極かの勝ち組は20%で、負組みが80%の2極だと思われます。勿論行政だけでなく企業も個人の生活もその様に進んでいくでしょう。今までそんなに政治に関心は有りませんでしたが、最近政治が変わらなくては世の中変わらないことがつくづく感じられるようになりました。静岡県の中東遠地域は、何処の町も同じことが言えると思いますが、わが町も郊外の工場や工業地域から、新幹線の駅まで車で10分から25分ぐらいで行けて、名古屋と東京のほぼ真ん中で、新富士静岡空港・御前崎港まで30分から40分もあれば、行け、冬は雪も降らずに暖かく「地の利」のある所です。用地もそんなに造成費が掛らず平坦地が多く良い立地だと思うが、行政の将来企画やアイデア、町の将来の幸せを思う、気持ちが粗末で本当に残念です。勿論この地域では今後少子化が進み、人財も労働者も集まらないと企業も警戒はするが、人は素晴らしい人生がおくれる所なら、日本国内なら移動します。労働人口を流入する政策を掲げ、住みやすい町をどの様に立案実行し、どの様にアピールするかが、行政や商工会議所であると思います。私は最近九州の長崎・佐賀・福岡に車で工場視察に行ってきました。長崎はノコギリ刃の様な地形で平地が少なく、企業誘致が出来ないと思われていたが、それど頃ではなく、前の海を埋めて企業誘致に力を入れている様で、あちこちで埋め立て工事が進められていました。その後長崎から佐賀を通り福岡への道路は車の通りは少ないが、広くて工場間の物流コスト減には大変寄与しているようでした。また福岡に入れば、工事中の物件が多く、トヨタ・日産の九州工場を始め熊本のホンダの工場も、将来生産量を大きく伸ばすようです。また観光客も台湾や韓国・中国の人達でいっぱいでした。情報化社会が進み、スピード経営が勝敗を決める最近の経済環境の中、勝ち組になるには即行動する事ではないかと思います。今こそ「知行合一」で
日付:2008-02-29
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