戸田語録

ライバルはもう一人の自分 : 私の事業欲は仮想ライバルとの戦いでした

私も当年とって満55歳、18歳で独立し人生まっしぐらに仕事をして来ました。ここまで来れたのもその時その転機に出会った皆さんのお蔭だと思います。もう一つは幼少の頃の貧困な生活をバネに自分の家族には同じ思いをさせたくないと言う強い気持ちと、その頃幸せそうで裕福な家庭に見えた同級生が高校、大学を卒業し、中学卒の私が彼らと大きな差が出てしまうのがとても怖かった。そんな思いの私は必ずや世の中に出て必ず追いつき追い越し、彼らには負けないとライバル意識を強く持ち、素晴らしい人生を送ることが私の人生の目標と幼心に決意しガンバッテきました。そんな夢も私なりに歳を追う事に一つ一つ現実化され、ライバルも年毎に変わり、ある時は同業者であり、ある時は経営者仲間でありました。皆さんから見ればちっぽけな会社の社長で小金もちの親父かもしれないが、自分なりに幼少の頃の夢は叶い、残りの人生会社の後継者を早く決めて、のんびり真面目に堅実好きな事をして後世を暮らそうと思っていると私が会長をしている勉強会の副会長が「会長、会員に経営指導をしているが会長自身がもっと大きく成長してください、それが私の夢です」身震いしました。最近どうも本当のライバルは、自分ではないかと思う様になってきました。それは他人をライバルにする事は選ぶ段階で自分の都合の良い人物と可能な目標に決めてしまうからではないかときずきました。これからは基準を作らず誰にも負けない努力と根性で自分に厳しく大きな願望を描いてガンバッテ行きたいと思います。
日付:2004-06-30

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