戸田語録

成長は今の自分を変える事 : 変える基本は学び事・学びの量は選択肢が多くなる

人は新しい事に挑戦する事は余り好まないものだ。「新しい事」に飛びつく人は現状維持しながら生活している人よりも、危険や失敗もあるが、他の人より良い思いをしたり、大成功する事もある。「新しい事」とは情報や学びの量の多さであり、その量をどう選択するかと言う判断基準が成功と失敗の分かれ道です。判断基準は経験が一番確かです。私の人生経験から振り返ると学歴は義務教育で終わり、中学を卒業して仕事に就いたので知識(学びの量)がとても少なかった。貧困な家庭で育ち、丁稚奉公をした経験は他の人にない学びが有りました。今振り返るとあの時勉強をもっとしていれば、58年間の人生遠回りしなくても、今より、もっと良い結果が出ていたと思います。私は社員を始め多くの若者に高い目標を持ちなさいといいます。けして自慢話ではありませんが私は小さな頃描いた夢のような人生を達成しました。あの時もっと大きな夢を描いたら、県下一の会社の社長になったと思います。最近の若者の中には時々「なぜ高い目標を持たなくてはいけないの」と質問してくる人がいます。私は「高い目標を設定をする人は大きな成功が得られ、低い目標しか持たない人にはそれなりの結果しか得られません。自ら大きな目標を設定すれば、そこに向かってエネルギーを集中させる事ができ、それが成功のカギになるのです。明るく大きな夢や目標を描いてこそ、想像のつかないような偉大な事が成し遂げられる。」と、答えると「別に良いじゃ、成功しなくても」と返事が帰ってきます。私達の子供の頃は、末は博士か大臣かと言われ、成功して沢山美味しい物を食べたいと思い、みんながそれぞれの立場で頑張って来たことが今の日本の成長に繋がったのです。最近はどんな家庭に生まれても、朝昼晩食事が出来、仕事にも有り付き、それなりに給料を頂き生活できるのです。家族に金銭的なトラブルがあれば、生活保護を支給してくれます。生活を苦に悲惨な事件や家庭崩壊が最近目立ってきていますが、元をただせばその人達は自ら選んだ落伍者であって、俗にに言う自滅の人です。だから普通にしていれば、新しい事に挑戦する必要がないのです。たまに若い成功者が出てくると、考えられない法律違反をして苦労して大きくした会社を潰して社員をはじめ皆さんに迷惑をかけてしまいます。若くて能力があり熱意も有り、みんなの憧れのような人が現れても「考え方や生き方」の間違いで失敗する人が出てしまう事が残念です。生き方・考え方が解らずの貴重な宝物を潰してしまうのです。国益にとっては大損害です。私なりに考えるとよく昔「三つ子の魂、百までも」といはれた事を思い出します。幼児から小学校までの教育が最近出来ていないのではないでしょうか。簡単に言えば親が考え方や生き方を教えていないと思います。塾やスポーツ教室・習い事は人に任せて教えてもらうが、家庭で教える事しか出来ない生き方は多くの人が教えていないのでしょう。そんな理由で講演活動を始めたのです。私は生い立ちや人生が波乱万丈であり、誰にも負けない努力をして、良い従業員やお客さんに得られ今の結果が残せたのです。その恩返しをするには出来る限りチャンスをつくり、僕の体験や経験が若い人に役立てばと思い、県内の高校や大学・青年経営者の人達に講演活動をボランテアでしています。荒れ果てた高校などにいくと殴られそうになったり羽交い絞めにあったり、私にとっては良い経験です。偏差値的に低い学校の生徒でも頭を自ら磨いてないだけです。なぜ勉強しなくては往けないのか、話せばわかるのです。ぼくが毎日この子らを指導出来たら、きっと大成功できる人が多くなるのにと思うと残念です。「誰でも今の自分を変えられるのです。」変え方が解んないと思います。 勉強・勉強
日付:2006-09-14

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