戸田語録

設立33周年の記念式典を終えて : 改めて歴史を振り返り多くの人に感謝

式典準備の為に社員が2ヶ月前から、毎日自分の仕事を終えてから夜遅くまで、招待状の発送から、式の運営準備、プラカード造りに会場設営企画、神事を始め内覧会の企画、そして参加者の確認、席次表、そして式次第まで、挙げれば膨大な事柄をすべて準備をしてくれました。また今回は記念の事業として、スマイルパークトダビルの完成の神事と披露も加わり2つの会場が離れていて、スマイルパークトダビルの内覧会、神事はビル内で、式典、祝賀会は掛川グランドホテルにしました。2つの会場が離れている為に、多くの問題が有りました。始めは式典、祝賀会はスマイルパークの2階駐車場でやるつもりでしたが、暑いさなかの飲食は食中毒の発生が怖くて、掛川グランドホテルにする事に決めました。ところがその日から、ホテルは改修工事に入る事になっていました。何とかお願いをして、工事を1日延ばしていただきました。こうしていろんな難題を、クリアーして33周年記念事業が迎えられたのも、運と周りの皆さんの支えと、なんといっても一番の力は、社員の大きな団結力があった賜物ではないかと思います。天候も1週間前は7割ぐらいの確立で雨でしたが、当日は大変良い天気でした。天候も我が社にツキを持ってきてくれました。私の今までの経験から、何か大きな転機や行事を迎える時は、必ずと言って大きなチャンスと大きな壁を、神様が同時に与えてくれる事を、嫌と言うほど今までに味わっています。だから33周年の事業をやると決めた時から、私は社員に再三朝礼などで、良い事は悪い事と一緒に神様は運んでくれるよ。そこで「自ら燃えて、誰にも負けない努力をする」か諦めるかどちらを選ぶかで人生が決まるよ。良い事が来た時は「謙虚にして驕らず」を頭に深く入れて、慎重に行動する様にと、自分に言い聞かせながら、耳にタコが出来るほど、社員にお話してきました。私の心配なのは、悪い事が起きると逆風が吹いて、社員のベクトルが合わなくなり、会社の士気が落ちるからです。案の定今回も内部に大きな事柄が起きてしまいました。式典で勤続年数28年の表彰をしょうと思っていた、古参の社員が病に倒れてしまい、式典に参加できなくなりました。もう一人の社員は、奥さんの病気が原因でやる気をなくし、現場で管理ミスを起こして、会社に莫大なクレームを出して退職していきました。売上1億円を上げれる社員を、式典2ヶ月前に戦力外になり、会社も大きなダメージを受けました。予期せぬ事が起きる事は、私は予想をしていましたが、だいぶ大きな事でした。勿論本人2人にとっては、もっと大きな痛手ではないかと思い、お見舞いするしだいです。振り返れば私は中学を卒業して、お菓子屋に丁稚奉公をしてから44年経ちました。18歳でお菓子屋を独立して、22歳で管工事業に転進し、現在総合建設業に会社を成長させて頂きました。御蔭で現在年商10億円、4年間無借金経営にまでなりました。そして「美しい決算書」を目指し、日々頑張っています。「世間知らずで、常識知らず」の私がここまで来れたのも社員をはじめ、地域の多くの皆さんと多くの知人や友人の、ご支援とご協力の賜物だと感謝しております。そんな思いで多くの人達に、ご出席願いたかった訳ですが、会場の都合で人数が限られた事が心残りでした。我が社もこれを期に「小成功では終わらず」40周年に向かって、更なる発展をしようと頑張る覚悟でいます。企業の成長は働く社員の幸せ追求し、お取引先の繁栄に寄与し、地域社会に貢献するものだと肝に銘じ、社員一同、一致団結をし邁進して参りたいと思います。有難うございます。感謝
日付:2007-07-21

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