私は、20年位前から県内の高校生や大学生の進路指導をボランティアしてきて感じたことは、ほとんどの学生が将来の「夢や目的」を持っていないことを感じました。私はその都度学生に35年の会社経営を通して、如何に志を持つことの大事さを、こと細かにお話してきました。歴代の成功者といわれる人達のほとんどが、幼少の頃から明確な目標を持ち、その目標通りの成功者になったことでも明らかです。最近の就職活動から感じたことは、「事務職希望」とか「設計をしたい」とか、好きなことややりたい事で職業を選択し、自らが会社の一部になろうとする学生が多くなってきました。学生生活を終えて就職する第二の人生は、可能性が多く無限に広がる素晴らしい人生が待っています。就職するのが目標とか学校の進路課の内定率向上の為の就職先決定では、必ず転職に繋がっていきます。素晴らしい人生を送るには就職先の経営理念や概要、財務諸表などをよく調査することや、実際に会社訪問をして自分の納得する会社に就職することです。特に学生さんにとって今年度は、不況経済の中に突入し5年ぐらいは続くでしょう。よく言われる「就職氷河期時代」を迎えたのです。この様な環境化を迎えると自分の夢や目標が達成できる会社を選択することより、周りの人達の多くは何処でもよいから採用してくれる所へ行くようにと勧めることでしょう。私は氷河時代が長くは続かないと思うし、この時代でも立派な経営をしている会社も沢山あります。義務教育を終えて自分の納得いく最高学歴まで教養を身につけたのですから、「妥協はいけません。」私は学生さんにぜひ明確で大きな志をもって就職活動をしてもらいたいと思います。志を持つと人生の目標が明確になり素晴らしい人生を送れます。終わりにこの語録を見た家族や親戚の人達は、身内が心から、話し合え、相談し、助け合えるチャンスです。ぜひいろんな意見を若者に苦言し励ましてもらいたいです。そして本人さんも素直に前向きに相談にのりましょう。そして残り少ない就職活動に励んでください。「ピンチはチャンス」「不況はチャンス」頑張れ!
日付:2008-12-30
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