戸田語録

出会い : 万象、我が師

一度の人生いろんな出会いがあります。「良い人、良い光景、良い書物」に出会う。この出会いの感動を大切にする事が、人生の転機に成ります。日頃の生活の一つに、人との出会いがあります。出会いを良くするのも、流してしまうのも、意識の持ち方ではないでしょうか。波乱万丈の人生を生きてきた私には、人・光景・書物のすべてが、良い出会いだと感謝しています。いつも心がけてきたことは、「すぐれた出会いがあったら目標とし、劣った出会にあったら己に省みる。」を信念に素晴らしい出会いを、人生の機軸に生きてきました。その出会いのひとつに、人との出会いがありました。両親や小中学校の先生、同級生、地元の人達、就職先の先輩や同業者、政治家や芸能人にスポーツ選手、勉強会の仲間や名士の人達まで、今日までの人生を身勝手で傲慢で世間知らずの私と、長い間お付き合いをしてくださることに感謝しています。振り返ると良縁ばかりではなく、悪縁の出会いも数多くありました。又良縁を自ら悪縁に変えてしまう時もあり、残念な出会いも沢山有りました。悪縁を良縁に変えるには常に心を開いて、自分の人生観を明確にし、大きな夢を持ち、その夢の思いを語り合えることの大切さも、築かせていただきました。本田やパナソニック(松下)、ソニーの様な、世界的企業に育てた人達の生い立ちや創業期を見ると、その時期に出会わなければ行けない人と出会い、その出会いをだいじに育て上げて、自分の人生観と夢を共有させて、成功なさったと聞いております。良い友達を作る基本は①どんな人と友人になるか、②そしてどんな人を慕うか、③そしてどんな人に慕われるか、昔から「類は友を呼ぶ」・「人の振り見て我が振りなおせ」と言います。孔子は「賢を見ては斉しからんことを思い、不賢をみては内に自ら省みるなり。」と言っています。
日付:2009-03-04

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