戸田語録

私達夫婦の結婚式 : 照れくて感謝の結婚式

61年間の人生を振り返ると「楽有り、苦有り」の連続でした。人生の前半は辛いことや嫌な事の方が多く後半は苦労もあったが充実した人生でも有った。振り返って見ると人との出会いや行動する決断などすべて因果である事が感じます。その時々を思い出す度に身震いする事が多く、運が良かったと思う今日この頃です。「苦労は買ってまでせよ」と昔から言いますが、私の場合は買ったわけでもなく生い立ちが古老の中でのスタートだったのです。振り返ってみれば生い立ちに感謝しなければいけないと思います。良くオリンピックのメダル獲得選手が「自分に褒めてあげたい」というが私も最近自分に褒めてあげたいと思っています。昨年還暦を迎え、地元のホテルで家族が還暦祝いの食事会をして頂き、4人の孫や家族と記念写真を取り、家族愛に縁遠い私達夫婦は今まで頑張って来た人生の達成感にほろ酔いました。最近自分自身は若いと思い込んでいるが、若い頃に見た60歳の老人の姿が今の自分だと思うと「自分も歳を取ったな。」と思い、日常会話の中に「歳を取ったな。」と口走ってしまいます。その度に妻は「いい加減にしなさい。」とよく言うが簡単には治りません。60歳を超えて人生の折り返しに入り、事業の継承や相続が円満に引き継がれる事が今後の大きな課題です。私達夫婦は形振り構わず死に物狂いで目的を達成する為に頑張ってやっと世間並みな生活が出来るようになりました。事業継承は、創業者として死ぬまで手お付けたくないのが本音ですが私は4年後の65歳定年退職をすることを決めました。友人達もそんなに簡単に渡せるものではないと口をそろえて言いますが「あたりまえに」引きついて見せます。御蔭で2代目社長は今生活を共にしている三女の娘婿に経営権を譲る事にしました。娘婿も4年後を目指し経営者として、必要な人間関係や経営学を猛勉強して頂いています。

日付:2009-08-11

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