戸田語録

志高倶楽部 : 念願は贅沢三昧

私の念願の夢の一つに個人所有の倶楽部を持つ事でした。商売をするのでなく、毎日使用するのではなく、気にいった日に、気の合う人達とお茶やお酒を飲みながら、カラオケや昔話が出来る贅沢三昧なプライベートな部屋を持つのが夢でした。その夢が事業継承前の還暦の年に贅沢な倶楽部が我が社所有の新築8階ビルの最上階に完成しました。贅沢とはお金、物、時間を存分に使うことを贅沢といい、贅沢な思いを達成するには人生での目的を明確にし、高い志を持って常に事に当たらなくてはいけなと思います。高い志を宿すには、普段から志を宿す土壌作りと学びが必要で、学びが仁徳となり行動力に移り成果に繋がると思います。ふりかえれば私の志や贅沢感の動機が不純でした。堤防下のバック建の貧困な家庭に生まれ、節操も無く金持ちになって贅沢したいだけで我武者羅に働いたり、又世の中を恨んで裏社会の入り口で生活をしたりと波乱万丈な時を過ごした時期もありました。今思えば家族や周りの人達に大変迷惑をかけ自分自身も、無駄なエネルギーを使って走っていたようです。現在の暮らしが出来るようになれたのも、幼少の頃の思いである金持ちになりたい、同級生に負けたくないという負けん気が、誰にも負けない願望(念願)を持ち続けた事と、良縁な仲間との出合いが利己的な私を良い方向に導いてくれました。出会いの中には良縁も悪縁もあるが学びの少ない私にとって、すべてが良縁であり、新しい生活感でもありました。今の私は皆さんから見ればたいした人間ではないと思われるでしょうが、生まれた育った環境から今の自分を見ればご褒美として、贅沢な倶楽部を持つくらい許してくれると思います。振り返れば高い志には多くの壁が立ちはだかり何度も諦めようとしましたが、贅沢三昧な生活を夢に今日まで来る事が出来ました。そして今日から又新たな贅沢を求めスタートしょうと思います。
日付:2011-02-01

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