私は最近自ら、自称「田舎のプレスリー」と言っています。振り返れば私は貧困な家庭に生まれ、家庭環境も悪く捻くれ者だった様な気がします。高校にも行けず中学卒業しお菓子屋に丁稚奉公に出て、金持ちに成りたい目的のために誰にも負けない努力で18歳で独立し、22歳で水道屋に業務変更し40歳後半まで生きて来ました。どんなに頑張ってお金を稼いでも、思った様な金持ちになれず田舎のチンピラ親父でいる頃でした。友人から盛和塾を紹介されました。その時の動機は不純で、経営者として学びに参加していると言う保険の意味で入塾したのが、塾長例会に参加して観ると私の思っていた人生観の物差しに大きな違いがある事に築きました。「考え方」の違いが私の心を高ぶらせその後、人生の目的が良い方に良い方に変わり始め、今までの出会いの全てに感謝する様になりました。私は今シンガポールのマリナベイホテルの4912号室でこの文を書いております。最近盛和塾の友人から「戸田さん、2月の4日マリナベイホテルのサンズロビー9時45分に集合、観光用のVANを用意しといたから」とのメールでした。 仲間達はドバイやドイツ、アメリカ、中国の出張先からの参加です。今回のメンバーは、私達夫婦と商社を経営している彼とその友人、そして女性経営者3人で2日間同行するのです。この様な仲間が全国に大勢いて、年に何回も国内を始め世界各地集合のお呼びがかかります。私のステージで例えるとすれば「戸田さん、今駅前の居酒屋で飲んでいるので飲みに来ない」この程度なのです。ビジネスでも全く同じ思考が働いて市場は世界、情報はグローバルで量も中身も濃く彼らの土俵は世界で、私の土俵、つまり思考は人口12万の田舎町から脱皮できないだけなのです。神様は良く私の事が解っていて、この歳でこの様な素晴らしい土俵に招いて頂きました。次の世代には田舎会社から世界のプレスリーを目指す経営者に県下一番になって頂きたいと思いました。
日付:2012-02-08
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